生田出張所プロジェクト

7月17日に開催された多摩区こどもの外遊び交流委員会主催の夏の外遊びイベントに参加しました。当日は37°と猛暑でしたが、たくさんの子供たちが遊びに来てくれました。

他のブースには簡易プールやターザンロープなどが設置され、昔遊びや工作のブースもありました。

私たちが事前に製作し持ち込んだ竹の什器は、去年の先輩方のお話から小学校低学年くらいの子が上を走ったりジャンプしたりする想定でしたが、今回は少し年齢が上の子が対象になるような遊びが他のブースに多かったということもあり、当初の予定よりも年齢の低い子が特に楽しんでくれているようでした。

安全性の面では小さな子供が触ってもケガをしないよう、事前に表面の節をすべて削り、やすっていたので問題なく利用してもらえました。また、朝の設営の際に土中にペグを使って固定することで、人が乗ってもグラグラすることなく一日使用することができていました。

イベントを通して子供たちがとても楽しんでくれ、保護者の方に「親でもなかなか見られない楽しそうな顔を引き出してもらって、本当にありがとうございました」と言っていただけたことが特に印象に残っています。

私たちとしても作成した家具やスペースを建築に普段関わりのない方が体験してくださるという機会をいただき、想定とは異なる使い方や、同じものでも年代によって遊び方が異なる様子を目の当たりにすることができました。多摩区こどもの外遊び委員会の皆様、とても貴重な体験をさせてくださりありがとうございました。

今年度中にもう一度行われる外遊びイベントにも参加する予定です。
その時には今回作成した什器もまた持ち込むので、今日の経験を活かして対象年齢を見直して配置を中心に変更を加え、より楽しんでもらえるよう工夫したいです。

(木村)