5月7日は、大学院の建築計画特論の授業に田中研ゼミ生も参加させてもらい、東京都多摩市にある 帝京大学小学校の見学をさせていただきました。 大都会の真っ只中に木造校舎を回復する試みとして、外装の素材に杉を使用した隈研吾建築都 市設計事務所による小学校であり、従来の日本伝統の木材の張り方を基調にとして、外壁デザイ ンに変化を与えるために、”大和(やまと)張り”や垂直に格子を設置する”連子(れんじ)格子”が採用 されていました。
また、教室を出たところにはオープンスペースが多く設けられており、至る所に本棚や椅子と机、 手洗い場などが配置されていて、子どもたちが自然と集まってくる場がありました。(沖田)