川崎市多摩区の日本民家園内にある船越の舞台を３Dスキャナーで計測させていただきました。この舞台は以前三重県にあった農村歌舞伎のための舞台ですが、老朽化などの原因により、日本民家園に移築されたものです。

１１月３日に日本民家園で民家園まつりがあり、船越の舞台ではあきるの座による農村歌舞伎公演が行われました。当日は、普段の一般公開している状態とは違い、実際に歌舞伎公演が行われるため、船越の舞台はいろいろな変化をとげていました。

その船越の舞台の変化の様子を３Dスキャナーを用いて、記録させていただきました。実際に、普段の状態・準備途中の状態・実際に上演される状態を記録しました。実際の使用する状態の記録は公演間近ということもあり、３Dスキャナーでの記録が行えなかったため、写真撮影での記録となりました。

船越の舞台の調査・計測の機会をくださった日本民家園の皆さまに深謝致します。

（澤本）

一般公開中の船越の舞台

公演時の船越の舞台

公演準備の様子

公演時の様子