今回のゼミでは、工学院大学の八王子キャンパスを見学しました。
八王子駅からバスで約15分、バス停を降りると広大で綺麗なキャンパスが広がります。バス停からもっとも近くにある新2号館は、2017年4月に開設され、地上7階建て、アクティブラーニングを中心とした情報学部と図書館が融合した新たなキャンパスのシンボルとして誕生しました。
はじめに見学をした新2号館の4階はラーニングコモンズとなっており、約2万冊の本に加え, 多目的ブースやパーソナルブース、DVD鑑賞ブースなど、様々な学習スペースが設けられていました。
3階には学習支援センターが設けられており、担当教員と生徒が1:1や1:2で授業をしている様子を多く見受けることができました。また西側にはテラスがあり、バスロータリーから直接繋がり、キャンパスをよく見渡すことができました。 2階は入口があり、ラウンジやギャラリーが設けられています。入り口付近のラウンジでは、大学生だけでなく、付属の中高生も勉強したりおしゃべりをしていました。奥のソファでは横になって寝ている人も見受けられました。
大学生だけでなく、附属中高生も自由に使用できるため、様々な学生の出会いがあり、このような学びの場が身近にある環境を羨ましく感じました。
このキャンパスでは、学部ごとに棟が分かれており、専門科目は各学部棟、必修や基礎科目は総合教育棟で行われているとの話でした。今回は総合教育棟も一緒に見学させて頂きました。
1階のピロティ付近に会議室が独立して配置されていたのが印象的でした。初めは驚きましたが、来訪された方にとってや、教授も移動が多いことを考慮すると、利便性に優れているのかもしれないと感じました。 館内には、廊下横に学習スペースが設けられていたり、足元までホワイトボードが伸びている講義室など、生田キャンパスには見受けられない面白い学びの場が溢れていました。(櫻井)