今年5月ごろより新たに研究室に導入したContextCaptureのテスト計測を生田緑地にて行いました。ContextCaptureとはフォトグラメリーという技術を応用したソフトウェアで、対象物の写真・動画から3Dデータを自動生成することのできるものです。この技術は3次元点群スキャナーと似ているようですが、こちらは写真データを元に3Dデータを作成するので質感などがよりリアルに表現されます。まだ研究室に導入されたばかりなのでどのような活用方法があるのかなど今後研究の余地が多くあります。
計測対象は生田緑地内の屋外に展示されているSL の車両です。計測方法としてはかねてよりセオリーとされている、1地点から平行に3枚撮影→移動→再び平行に3枚撮影を繰り返して対象物を囲うように一周する。これを、高さを3種類設定して撮影し、計173枚の写真を元データとして使用しました。(甲斐)