先日、建築計画特論の授業で竹中工務店東京本店を見学させていただきました。
この建物は2004年に完成をしてから2度にわたり改修が行われ、継続的改善と進化を続けてきました。サステイナブルワークスを基本コンセプトとし、個人の執務スペースは小さくし、コミュニケーションゾーンを広く設け、コミュニケーションが生まれる工夫が多く見られました。
また、ワーカーの流動性を高めるようなスタッキング計画がされており、建物中央にある吹き抜け階段の周辺には各階ごとに異なるラウンジが配置され、フロアを超えて人が行き来する工夫がされていました。
さらに誰でもトイレや祈祷室などを新しく設け、ダイバーシティを意識した施設も多く見られました。(高畑)