5月13日のゼミでは、3D点群スキャナーの講習を行いました。3次元計測技術の種類や特徴を説明した上で、3D点群スキャナーやフォトグラメトリーにより取得したデータを各種の処理ソフトを用いて加工・分析・図化するためのワークフローの説明を行ないました。そして、研究室に導入されているFAROの3D点群スキャナーの使い方を説明した上で、A館の2階から3階のロビーを計測しました。三脚に測定機器本体を設置し、計測対象地点付近に基準球等を設置した上で、3D点群スキャナーを稼働させレーザー光を照射して、対象物のデータ計測を行ないます。これを複数回くり返して対象エリアの3次元データを計測し、研究室に戻って点群処理ソフトSCENEを用いて、計測したデータを結合しました。これらの計測成果からは、計測エリア内の位置関係を事後に計測したり、立体視画像、オルソ画像や断面画像を描出することがでました。